稲城市「PPAによる稲城市公共施設への太陽光発電設備及び蓄電池導入事業」の実施事業者に選定

1．背景

　稲城市は、第三次稲城市環境基本計画に基づき、公共施設への太陽光発電設備及び蓄電池設備等の導入により、公共施設における平時の温室効果ガス排出を抑制すると同時に、災害時の避難施設、防災拠点等でのエネルギーを確保するため、設備設置施設への再生可能エネルギー由来電力の供給、運転管理及び維持管理を行うことを目的に、2023年3月に本事業をプロポーザル方式により公募しました。
　当社は、東京電力グループとNTTグループのケイパビリティを活用しながら自治体のエネルギー地産地消・再エネ導入促進およびレジリエンス強化のニーズに応える取り組みを進めており、その一環として、本事業の実施事業者として応募、2023年5月に受託候補者に選定され、2023年６月30日に協定を締結し、実施事業者に選定されました。

２．本事業の概要

３．今後の予定

　2025年度末までに各設備の設置を完了し、2024年度より順次サービス運用を開始する予定です。
　本事業で設置した各設備を活用したスマートエネルギーソリューションを稲城市に提案、展開していくことを想定しており、地域のエネルギー地産地消促進とレジリエンス強化を住民・行政・企業が相互に連携・協力し合いながら取り組んでいく「未来型地域防災モデル」への第一歩になるものと考えております。今後、稲城市との取り組みを進めつつ、他の自治体に対しても展開・貢献していきたいと考えております。

● 参考

● 本件に関するお問い合わせ先