千葉市南部浄化センターに太陽光発電設備を導入します!

~下水道施設におけるオンサイトPPAとしては全国最大級の規模~

TNクロス株式会社

 TNクロス株式会社(以下、当社)は、「脱炭素先行地域」に選定された千葉市の共同提案者として、CO2排出量の削減や再生可能エネルギーの地産地消を推進するため、千葉市と共に南部浄化センターに太陽光発電設備を導入します。
 本事業で導入する太陽光発電設備は、下水道施設におけるオンサイトPPAでの導入としては全国最大級の規模であり、また、野立て型、屋根置き型及びカーポート型の3種類の設備を一つの施設で導入することで発電容量を増加させた珍しい取組みとなっています。なお、発電した電力は、約 550世帯分の年間電力消費量に相当し、全量を南部浄化センターに供給します。

1.概要

(1)導入場所

 千葉市南部浄化センター(千葉市中央区村田町893番地内)

(2)電力供給先

 千葉市南部浄化センター(オンサイトPPA方式にて供給)

(3)施工事業者(EPC業者)

 株式会社東京エネシス(東京都中央区日本橋茅場町1-3-1)

(4)太陽光発電設備容量

 1,690.9kW
 (内訳)
  ①野立て型    1,285.2 kW
  ②屋根置き型    206.0 kW
  ③カーポート型   199.7 kW

(5)想定年間発電量

 約 2,150,000 kWh(一般家庭、約 550世帯分の年間電力消費量に相当)

(6)想定年間二酸化炭素排出削減量

 約 1,000 t-CO2(スギの木、約 11万本分の年間二酸化炭素吸収量に相当)

2.スケジュール

 2024年 9月    着工
 2025年11月    工事完了予定
 2026年度     発電開始予定

3.設置場所及びイメージ

 ※写真はイメージとなります
 

4.今後の展開

 当社は、千葉市内の避難所施設等への太陽光発電設備と蓄電池の導入等を進めております。本事業に続き、再生可能エネルギーの導入を進め、脱炭素化とレジリエンス強化の同時実現を通じ、今後も各地域の課題解決やまちづくりに貢献して参ります。

5.参考

◆参考1:本件に関する千葉市プレス発表
https://www.city.chiba.jp/sogoseisaku/shichokoshitsu/hisho/hodo/documents/240830-4.pdfopen_in_new
◆参考2:当社の事業ついて
 当社は2019年2月に千葉市と「災害時の新たなエネルギーインフラ活用等の実証に向けた共同検討に関する協定」を締結し、新たな地域防災モデルのあり方について検討を開始しました。
 その後、千葉市が目指す「災害に強い都市モデル」実現に向けた取組みのひとつである「避難所への再生可能エネルギー等導入事業」等に応募し、2023年度までに150施設にオンサイトPPA方式による設備導入が完了しています。
 現在、千葉市を含む15自治体において、再生可能エネルギーの導入や地域課題の解決に向けた取組みを展開しています。

● 本件に関するお問い合わせ先

TNクロス株式会社

Tel:03-6259-1686

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